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祭りの主役  
町神輿の担ぎ手
 町神輿は、各町会が子供用・大人用など複数を持ち、みんなで担いで楽しむ。
 担ぎ手は、一般に町会の人たちだけに限る町会が多いが、都心などで居住民が減り、担ぎ手が足りない町会は応援を求める。この場合でも、半纏は町会の印が入った半纏を貸し、揃いの半纏で担ぐ町会が多い。
 担ぎ方は、江戸前の担ぎ方が多いが、担ぎ方を見ればどこの祭りかわかるといわれるほどいろいろな担ぎ方がある。しかし、どの担ぎ方も威勢よく担ぐのが町神輿の特徴である。中には、勢い余って、喧嘩になることもあり、非常に多くの警察官が警戒する中行われる祭りもある。

 町神輿の担ぎ手の衣装は、神田明神に祀られていた3柱がわけて祀られたうちの一つである、南伝馬町天王祭禮で神輿を担ぐ様子を描いた「南伝馬町天王祭礼」図によれば、裸・素足に褌・かぶり手拭いをベースに、半纏・腹掛・足袋の担ぎ手が描かれている。この頃の半纏には袖が付いており、襷を掛けている。
 褌の色こそ同じ色が多いが、それは絵の構図状の手段であり、半纏の印や柄に同じものは見られないことから、当時は、庶民が普段着ていた衣装そのままで、神輿を担いだのではないかと思われる。
 このあたりの衣装が、今の町神輿の担ぎ手の衣装の原型で、南伝馬町天王祭礼は、旧暦6月7日で、今の7月下旬の真夏にあたるため、この夏の衣装をベースに時代が経るに従い、鯉口シャツ・股引・半股・地下足袋などが加わったと思われる。

 元々神田明神には3柱祀られいたが、その後別の神社にわけて祀られたという。そのそれぞれの神社の祭りの一つである、南伝馬町天王祭禮で、神社の神輿を、氏子が半纏に締め込み姿で威勢良く担ぐ様子が、慶応3年(1867)の東京都立中央図書館所蔵の「南伝馬町天王祭禮」図(下右絵)に描かれている。


 今でも祭りの日だけは、東京のど真ん中を褌・半股に半纏など裸に近い姿で歩くことができる。褌は、禁止している祭り・睦もある。
神田っ子
差し上げ 巨大な団扇、手持ち万灯、纏など
神社の神幸祭などと前後して行われる町神輿の渡御は、神社の近くへ集まり、町内渡御への出発にあたっては、安全と楽しい祭りになることを祈って神職のお祓いを受け、差し上げで答える町会が多い。 町神輿の渡御の先頭には、町会の名前を書いた高張り提灯や旗が進む。祭りによっては、巨大な団扇、手持ち万灯、纏なども花を添える。
渡御行列を御幣が先導する 囃子の屋台 手古舞
渡御行列の先頭には、町会役員が御幣(幣束)を持ち先導する。御幣は、神が乗り移るとされる。 東京の神幸祭の行列の鳴り物は、長胴太鼓だけが多いが、町神輿は上絵のように長胴太鼓・2締太鼓を載せた屋台に笛・鉦で神田囃子などで囃しながら巡行する祭りが多い。囃子方の衣装は、半纏に股引が多い。
また、天下祭の頃の名残の底抜け屋台や乗用の屋台が巡行する祭りもある。
関東では、手古舞が神輿や山車を先導する祭りが多い。
一般に、可愛らしい女子の小中学生が、男髷に台肘のカラフルな長襦袢を右肌ぬぎにして、伊勢袴・手甲・脚絆・足袋・わらじを着けた男装で、花笠を背に掛け、鉄棒を左に突き、右に名前を書いた祭り提灯(弓張り提灯)や扇を持って歩く。今ではいないと思うが、昔は芸妓が参加したという。
木遣 役員 交通安全も便乗
木遣も多くの祭りで木遣歌を唄いながら歩く。衣装は、火消し衣装といわれる火がつきにくい厚手の法被(半纏)に股引。
もともと木遣歌は、重い木材や石などを大勢で運ぶときに唄う歌であったが、関東では江戸時代以降、祝賀や儀式のときに唄われるようになったという。
神輿の渡御には、町会の役員が巡行する。真夏の祭りでは、花笠に麻の着物に平袴の役員や浴衣掛けの役員などが歩く。 鉢巻きに鯉口シャツ・半纏に股引の本格的な祭衣装の子供も参加。
揃いの衣装の担ぎ手 真夏の祭りでは水が浴びせられる
東京では、揃いの印半纏でなければ神輿を担ぐことができない町会が多い。町会以外の担ぎ手希望者が多い祭りもあるが、半纏を貸し出す祭りもあるという。 揃いの半纏に半股で統一し、手拭いで鉢巻き、あるいは頬被りの睦。
清めのためとも、日射病を防ぐためともいわれる水掛けは、佃住吉神社大祭・深川八幡祭りなど夏の暑い盛りの祭りに多い。深川八幡祭りでは、トラックの荷台を特設水置き場にして神輿が近づくと大量の水を掛ける場面もある。
いろいろな半纏の睦 自由度の大きい衣装の祭り
各地から色々な神輿が集まる「江戸神輿大会(不定期開催)」では、色々な睦が入り交じって担ぐため、衣装もかたち、色など取り取りが多い。 「アンリャアドシタ」と声を掛け、もみあう八重垣神社祇園祭の神輿。衣装は、鯉口シャツに半股をベースとしながらも、自由度が大きい。
神輿を高く上げてパーフォマンスが行われる ウルトラEのパーフォーマンスが行われる行徳担ぎ
浅草寺・雷門前など人出の多い場所では、神輿を高く投げ上げるなどの派手なパーフォーマンスが行われ見応えがある。しかし、全員の呼吸が合わず、一歩間違えば怪我もしかねない、命がけの技である。
深川八幡祭りでは、平担ぎ・もみ上げ・差し上げ・差し切り・舞い上げなどと呼ばれる多彩な担ぎ方が行われる。
行徳担ぎといわれる行徳三社祭の担ぎ方は天下一品といわれ、担ぎ手はもみ手と呼ばれる24人と音頭取り(指導者)の2人にきまっており、衣装は、白装束(白帳)・白足袋に手首にさらしを巻く。女性は、担げないという。
担ぎ方は、地すり・さし・ほうり受けなど呼吸の揃った見事なパーフォーマンスで、街角などで行われるのを追いかけて何度も見る人も多い。
楽しさを増す子供の乗り手 浅草近辺の祭りには、立派な入れ墨の乗り手が多い
子供の乗り手もなかなか楽しさを増す。このページのTOPの女の子の乗り手も、なかなか堂に入ったもので余裕をもって乗っている。 浅草近辺の祭りには、見事な入れ墨の多くの担ぎ手が見られる。とくに、三社祭の「西浅三北」の神輿には、全身に見事な入れ墨を入れた人が乗っている。複数年の絵を見ると毎年同じ人も乗っている。
神輿を千貫(約375kg)とすると、乗っている人を5人×70kg=350kgとすると、総重量は700kgにもなる。30人の担ぎ手で担ぐとすれば、20kg以上を分担することになり、神輿の鈴をシャン・シャンと鳴らしながら担ぐのは、なかなか大変な重労働である。
目立つ存在の黒の半纏に黒の股引、草鞋に草鞋掛の睦 きまった!手拭いの頭巾、長袖の鯉口シャツ、腹掛、股引、黒足袋に草鞋掛けの睦 股引の睦
黒の半纏に黒の股引、草鞋に草鞋掛の睦は、少数はであるが目立つ存在である。 手拭いの頭巾、長袖の鯉口シャツ、腹掛、股引、黒足袋に草鞋掛け。なかなかきまっている。 手拭いの頭巾、鯉口シャツ、股引、祭足袋は標準的な衣装の一つ。
半股の睦 ばっちりきまった半纏に褌の睦 入れ墨の女性も諸肌脱ぎで登場
鯉口シャツ、印半纏、半股に白の祭足袋の一つの標準的な衣装。 ばっちりきめた手拭いの捻り鉢巻、鯉口シャツ、印半纏、褌に祭足袋の担ぎ手。 半纏を諸肌脱ぎにし、綺麗な入れ墨を見せてくれている。前面は未確認。(三社祭)
三社祭では子供神輿も浅草神社へ集合 楽しそうに担ぐ女性軍 揃った足並みが綺麗な江戸前担ぎ
多くの町会には子供用神輿があり、町内を渡御する。三社祭では、子供神輿も浅草神社へ集まり、お祓いを受ける。 子供の頃に刷り込まれた楽しみが忘れられないのか、楽しそうに担ぐ女性軍。捻り鉢巻がよく似合う。 揃った足並みも江戸前の見所の一つ。
今は祭足袋が多いが、中には裸足もあり箒とちり取りを持ち、ゴミを拾う人が先を行く祭りもある。
 ● 町神輿の担ぎ手の主な衣装
用 語 説 明
捻り鉢巻 一般に手拭いを捻って鉢巻にする。
鉢巻紐・結上鉢巻
バンダナ鉢巻
鉢巻にするためのカラフルな細い紐を編んだ径10〜20mmの紐。すぐに使えるように輪にしてある紐を結上鉢巻(ゆいあげ)という。
くわがた鉢巻 幅4〜5cmの帯状の布を後ろを跳ね上げるように止めて、すぐに鉢巻として使えるもの。
かぶり手拭い すぐにかぶれるように結んである手拭いや手拭いをかぶることをいう。左右を細く、前後に長く結んだ手拭いを、喧嘩かぶり手拭という。
袢天・半纏
印半纏・半天 (はんてん)

法被・半被 (はっぴ)
江戸時代中期頃から、羽織の代用の防寒用として、また、職人などの仕事着として着られるようになり、また、江戸後期の天保の改革で羽織の着用が禁止になったことから盛んに着られるようになった。
名前は、法被・半被(はっぴ)、袢天・半纏・半天(はんてん)などいろいろあるが、“ はっぴ ”と“ はんてん ”には違いがある。
“ はっぴ ”は、“ はふひ(法被) ”、または、“ はんび(半臂) ”が転化したとされ、襟を折る羽織に対し、襟を折らないたけの短い衣料で、“ はんてん ”に比べ、袖丈が長く、幅が広い。胸紐を通す“ 乳(ち、注1) ”が付いている。仲間や下級武士も着ていたとされ、一部では“ はんてん ”よりも格上とされていた。
“ はんてん ”には襠・袵衽がなく、“ 乳 ”もなく紐は付けず上から三尺の手拭いで締めたという。半天は当て字。
その後江戸では“ はっぴ ”は着られなくなり、“ はんてん ”に替わった。

現在、祭半纏について、“ はっぴ ”と“ はんてん ”を区別なく呼ばれることが多いが、関西では“ はっぴ ”と呼ばれることが多いようであるが上記のような仕立ての違いがあるかは不明である。
祭りで“ はんてん ”が着られるようになったのは、江戸時代に描かれた「南伝馬町天王祭礼(東京都立中央図書館蔵)」にも既に、褌に半纏を三尺帯で締めたり、褌に腹掛に半纏の担ぎ手が描かれている。
今でも半纏は、祭りの特に町神輿の担ぎ手には欠かせない衣装であり、睦や町会の印を入れた印半纏として広く着られている。また、各種イベントや綿を入れた防寒着(ねんねこ)として日常的にも着られている。
印半纏
(しるしばんてん)
襟・背・腰の部分などに屋号・町会名・睦名などを染め抜いた半纏。商家では、店員に印半纏を着せたり、出入りの職人に盆暮れに贈った。これを“ お仕着せ半纏 ”というところもある。
革半纏 革製の半纏で、火消し用や防寒用に着られた。
蝙蝠半纏 紺・浅葱、紺・茶などの2種類の色糸を使って、碁盤目の縦横縞にした弁慶縞といわれる布で作ったたけの短い半纏。旅職人などがレインコートとして使った。
ねんねこ半纏 赤子をおんぶするときの綿入れ半纏。
亀の子半纏 左右の袖がなく亀の甲の形に仕立てた子供用の半纏。
長半纏 着物よりたけの少し上まである長さで、衽がなく、襟が裾まである半纏。
鳶職人や火消しなどの厚手の生地に刺し子をした半纏は、このサイズ。
陸尺半纏 (ろくしゃく) 主に駕籠舁きなど力仕事や雑役に従う人夫が着た半纏。
よさこい半纏 近年はやりのよさこいイベントで着るたけの長い長半纏の一種。
注1)乳(ち):形が乳首に似ているところからこの名があり、羽織・草鞋などの縁に、紐などを通すために付けた輪。(右絵の赤丸部分など) 草鞋の“ 乳 ”
鯉口シャツ・ダボシャツ
・鯉口シャツ:薄手の木綿で、前あきがボタンになっている。襟はなく、鯉の口のように丸くなっている下着。袖は長袖、七分袖などがある。ゆったりとできており、白物・カラー・柄物など多彩。

・ダボシャツ:鯉口シャツと同形状であるが、比較的ゆったりと(ダボダボに)仕立てられたものをいう。寅さんが着ているのもダボシャツ。
寅さんはダボシャツを愛用
祭 T シャツ 祭りに因んだロゴなどを描いた T シャツ。鯉口シャツの代用として着られることが多い。
腹掛 胸から腹の前面を覆い、腹部に大きなポケット(どんぶり)が付いた鯉口シャツの上に着る衣類。背部は、細い布を斜め十文字に交差させて止める。昔は、職人が着て、ポケットに小道具などを入れた。
半纏帯
三尺帯
胴巻
腰巻・しごき(志古貴)
・半纏帯:金糸を織り込んだ金襴や真田紐(真田昌幸が刀の柄を巻くのに使った)などの帯地を二つ折りにし、幅5〜10cm、長さ1.5m〜2.5mにて仕立てたもの。柄は、無地から、そろばん、吉原などと呼ばれる織り模様が入ったものまでいろいろである。
担ぎ手の中には、仕立てた半纏帯は、滑りやすいとして、三尺の手拭を使う人が多いという。
・三尺帯:長さ三尺の手拭を、帯がわりに締めるもの。神輿の担ぎ手によく使われる。昔は、職人に利用者が多かった。

・胴巻:財布などを入れるために腹に巻く布。神輿の担ぎ手も半纏の下に巻く。
・腰巻:本来は、女性が和服の下に腰から脚部にかけてまとう布であるが、はんだ山車まつりなどでは、山車の引き手の衣装の飾りとして、金襴などで仕立てた帯をいう。
半纏帯 三尺帯
洗濯や両手を使う労働・剣術などで、主に着物の袖がじゃまにならないように、輪にした細長い布を、後ろでクロスして両腕に通して使う紐。
手甲 (てっこう、てこう)
脚絆・脚半 (きゃはん)
脛巾 (はばき)
ゲートル
・手甲:布や革で作った手の甲をおおい外傷などから守る。職人や旅行などで使われた。
・脚絆:旅や遠出などで、歩きやすくするため脛に巻き付ける布。脛巾は、古いいい方で、布や藁で作り、上下を紐で縛る。日枝神社山王まつりの鳳輦の担ぎ手は、麻の脛巾を付ける。
・ゲートル:綿・麻・ラシャや革で作り、脛を覆う。紐で編み上げたり、巻きつけた。

六尺褌
広辞苑による「男子の陰部をおおい隠す布」とある“ ふんどし ”は、昔の男性の下着であった。
今の下着は、「パンツ」、「ブリーフ」、「トランクス」など形状により一つの呼び名しかないが、“ ふんどし ”の呼び方には、右のようにいろいろあった。

相撲取りの“ ふんどし ”でも、「まわし」、「締め込み」、「ふんどし」があり、「ふんどしかつぎ」などと見下げたいいかたにも使われているケースもある。
今では一般に“ ふんどし ”を着用する人は少ない(推定)が、祭りには、神輿の担ぎ手の衣装の一つとして多く見られる。
ふんどし (褌) 男子の陰部をおおい隠す布
たふさぎ (犢鼻褌・褌) ふんどしに同じ
とくびこん (犢鼻褌) ふんどしに同じ
すましもの (褌) ふんどしに同じ
ふどし (褌)
へこ (褌)
ふんどしに同じ
九州・中国地方で使われる
したおび (下帯) 装束の下、小袖の上に締める帯
したのたふさぎ (下の褌・褌) ふんどしに同じ
越中ふんどし 長さ1mほどの手拭い状の布の一端に紐を附けたふんどし
しめこみ (締め込み) 力士が相撲をとるときに締めるふんどし
まわし (回し・廻し) 腰にまとう布
六尺褌 長さ6尺の晒木綿を使って締めるふんどし
股引 (ももひき)
ダボシャツ下・ダボ股引
木綿の金巾・ブロード‐クロス・キャラコ地で仕立てた、腰や足首までの股をおおう下ばき。
ダボシャツ下・ダボ股引は、股引と同形状であるが、比較的ダボダボに仕立てられたものをいう。
半股・半股引・はんだこ 膝の上までしかない短い股引。クレープ地のものは猿股(さるまた)といい、下着として着る。
裁着袴 (たっつけ袴)
カルサン (軽衫)
カルサンは、ポルトガル語で袴に似た袴の一種。形は指貫(狩衣の袴)に似た仕立てで、太い筒で、裾口は狭くなっている。鎌倉幕府〜室町幕府の中世には上級武士から庶人まで着ていた。江戸時代になると旅装として着られた。近頃は、上部をゆったりと、下部は股引のように仕立てたもので、太鼓の演奏時などに着る。
スパッツ 祭足袋を履いたときに、足首や臑を保護し、ほこりをよけるための伸縮性のあるタイツ・ゲートル。
雪駄 表に畳表のように竹皮などを編んだものの裏側に牛皮の底を貼りつけた草履。畳状に編む材料には、南部表・竹皮表・籐表・棕櫚表・カラス表(茶色竹皮)などがある。また、牛や爬虫類の皮を使うこともある。しかし、これらの素材の雪駄は、水に非常に弱いため、近年は畳や爬虫類の模様の合成樹脂で表を作り、裏も牛皮でなく合成樹脂で作るものが多い。
近頃、金色の鼻緒が付いた“ マツケンサンバ(松健) ”雪駄なども売られており、人気があるという。
草履・藁草履
草鞋
藁・竹皮・藺などを編んでつくり、鼻緒をすげた履物。藁で作ったものを藁草履という。
草鞋は、草履本体の数カ所(6ヵ所が多い)に“”を設け、1ヵ所の“ 乳 ”を足の指に挟み、他の“ 乳 ”に藁縄などを通して、足首などに巻き付けて固定する履物。長距離の歩行や駕籠舁き・神輿の担ぎ手など力が入るときに履く。
地下足袋・祭足袋
ゴム底足袋・ジョグ足袋
丈夫な生地を使った踝まである足袋の底に、ゴム底(合成樹脂)を貼り付けた労働用の地下足袋がベース。地下足袋の名前は、直(じか)に地面を踏むことからつけられたが、“ 地下 ”は当て字。
ジョグ足袋は、ジョギング・シューズとの合成語。
巾着・巾着袋 布・革などで作った袋で、口が紐で締めるようになっており、小物や金銭などを入れて携帯した。
根付 昔、印篭(水戸黄門でよく知られた薬入れ)や煙草入れ(刻み煙草とキセルを入れた)などを帯に吊して持ち歩くときに、落としたり盗まれたりしないように、紐の先端に親指大の根付を付けた。象牙や珊瑚などを使い、精緻な彫刻などが施された。
千社札 昔、千社詣(多くの神社へ詣でること)のときに社殿に貼りつけ、詣でた証とする紙札。屋号や字などが刷られている。近年は、千社詣に限らず貼るが、社殿が汚れるため、禁止している寺社が多い。
  
Page Last Updated 2005.4.10

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